織豊政権と東国社会 : 「惣無事令」論を越えて

書誌事項

織豊政権と東国社会 : 「惣無事令」論を越えて

竹井英文著

吉川弘文館, 2012.5

タイトル別名

織豊政権と東国社会 : 惣無事令論を越えて

織豊政権と東国社会 : 「惣無事令」論を越えて

タイトル読み

ショクホウ セイケン ト トウゴク シャカイ : ソウブジレイロン オ コエテ

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注記

学位論文「織豊政権の全国統一過程と東国社会」(一橋大学, 2011年) をもとに再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

織豊政権による全国統一過程に関する研究に多大な影響を与えた「惣無事令」論を、関係史料の根本的再検討により評価し直す。信州郡割・房相一和・沼田問題・庄内問題などを事例に挙げ、近年の研究成果「境目」地域論や国分論にも言及。東国独自の秩序形成のあり方にまで踏み込んで考察し、従来の戦国・織豊期東国史研究に新たな一石を投じる。

目次

  • 序章 織豊政権の全国統一過程に関する研究史整理と課題—東国を中心に
  • 第1章 戦国・織豊期東国の政治情勢と「惣無事」
  • 第2章 「関東奥両国惣無事」政策の歴史的性格
  • 第3章 戦国・織豊期東国の国分と地域社会—北条・徳川国分協定を中心に
  • 第4章 戦国・織豊期信濃国の政治情勢と「信州郡割」
  • 第5章 「房相一和」と戦国・織豊期東国社会
  • 第6章 戦国・織豊期上野国の政治情勢と「沼田問題」
  • 補論 天正末期下野国の政治情勢と豊臣政権—年未詳七月晦日付け徳川家康書状をめぐって
  • 第7章 出羽国「庄内問題」再考
  • 終章 織豊政権の東国統一過程—「惣無事令」論を越えて

「BOOKデータベース」 より

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