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新・霊長類学のすすめ

京都大学霊長類研究所編

(京大人気講義シリーズ)

丸善出版, 2012.4

Other Title

新霊長類学のすすめ

Title Transcription

シン レイチョウルイガク ノ ススメ

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Note

参考文献: p199-207

Description and Table of Contents

Description

「人間とは何か」を考える。そのとき、霊長類学の成果に触れることを勧めたい。あまり一般に意識されないが、先進諸国のなかで野生のサルがすむ国は日本だけだ。アメリカザルとかフランスザルというのは存在しない。そうした文化や自然の背景があって、日本人はサルについてよく知っている。深い興味を寄せてきた。それが追い風となって、霊長類学は、日本が世界の一線に立って発信し続けてきた稀有な学問である。

Table of Contents

  • コンピューターの目で読み解くサルの進化
  • サルの歩行からヒトの直立二足歩行の起源と進化を探る
  • ボノボ—メスたちの平和力
  • 霊長類とほかの生物の関係—種子散布に着目して
  • 霊長類のコミュニケーションとその進化
  • 霊長類の心の進化—比較認知発達の視点から
  • 社会行動の神経機序の生物学的理解へ—コモンマーモセットと社会行動の脳科学
  • 霊長類脳の構造発達と機能分化
  • 糖鎖からみた霊長類の多様性と進化
  • 分子マーカーを使った霊長類の研究
  • ポストゲノム霊長類学
  • 飼育下の非ヒト霊長類の健康管理
  • 実験用霊長類の健康管理—感染症とその安全対策

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Details
  • NCID
    BB08980107
  • ISBN
    • 9784621085332
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    ix, 211p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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