多国間通商協定GATTの誕生プロセス : 戦後世界貿易システム成立史研究

書誌事項

多国間通商協定GATTの誕生プロセス : 戦後世界貿易システム成立史研究

山本和人著

(MINERVA現代経済学叢書, 110)

ミネルヴァ書房, 2012.4

タイトル読み

タコクカン ツウショウ キョウテイ GATT ノ タンジョウ プロセス : センゴ セカイ ボウエキ システム セイリツシ ケンキュウ

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注記

年表: p317-318

参考文献: p319-323

人名索引: p329-330

事項索引: p331-334

内容説明・目次

内容説明

戦後の世界経済システム(IMF・GATT体制)研究において、これまで、IMFに比して研究蓄積が不十分であったGATTを対象に、その協定発足に至る実態を詳細に検証する。新たな世界貿易システムの構築、円滑な貿易、完全雇用達成、経済開発という各国の思惑を実現するため、米英を中心とする主要関係国がどのような対立と調整を経て、多国間通商協定GATTに帰結するのか。協定交渉の草稿を踏査し、その成立の実態に迫る。

目次

  • 第1章 米英戦時貿易交渉—戦後貿易システムの原点
  • 第2章 1945年米英金融・通商協定—戦後貿易システム構築を巡る米英の確約
  • 第3章 米英金融・通商協定から第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)前夜まで
  • 第4章 第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)の考察とITO憲章草案の作成—セカンド・トラックに関する協議
  • 第5章 第1回貿易雇用準備会議(ロンドン会議)とGATT草案の作成—ファースト・トラックに関する協議
  • 第6章 第2回貿易雇用準備会議(ジュネーブ会議)への途—分析視角と米英の動向
  • 第7章 ジュネーブ関税引下げ交渉—GATTの第1回関税譲許交渉の分析
  • 第8章 GATT文書類の作成とその発効手続きを巡って—第2回貿易雇用準備会議(ジュネーブ会議)の意義

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0898927X
  • ISBN
    • 9784623063093
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xxi, 334p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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