なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか

著者

    • 匠, 薫 タクミ, カオル

書誌事項

なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか

匠薫著

(幻冬舎ルネッサンス新書, 056)

幻冬舎ルネッサンス, 2012.2

タイトル別名

なぜ日本人はモーツァルトが好きなのか

タイトル読み

ナゼ ニホンジン ワ モーツァルト ガ スキ ナノカ

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注記

昭和・平成に出版されたモーツァルトの主な書籍: p256-269

〈年表〉日本における西洋音楽とモーツァルトの受容: p270-271

内容説明・目次

内容説明

戦前の音楽といえばバッハ、ベートーヴェン、ブラームスの三大B。しかし、すべては敗戦で一転する。誇りと希望を失った日本人の心に、平和な優しいモーツァルトの旋律は深く響いた。やがて、彼は日本で最も愛される作曲家になった。本書では、西洋音楽とモーツァルトの作品が日本でどのように広がり、受け容れられていったかの過程を、明治、大正、昭和の歴史とともに辿る。

目次

  • 第1章 幕末から明治時代(開国と西洋音楽の流入;唱歌教育のはじまり ほか)
  • 第2章 大正デモクラシーと太平洋戦争(娯楽としての庶民への広まり;時代の波に翻弄される西洋音楽 ほか)
  • 第3章 戦後の復興と高度経済成長(モーツァルト愛好の始まり;復興を遂げた日本の音楽界 ほか)
  • 第4章 モーツァルト・ブームの到来(赤いマントを脱いだモーツァルト;モーツァルト没後二〇〇年祈年祭 ほか)
  • 第5章 日本人の美学とモーツァルト(心に沁みる救済の音楽;耳に心地よく響く旋律 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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