啓蒙思想としての仏教
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啓蒙思想としての仏教
春秋社, 2012.4
- タイトル読み
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ケイモウ シソウ トシテ ノ ブッキョウ
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内容説明・目次
内容説明
ウィトゲンシュタインの言語ゲームと龍樹の空思想を軸に、無明=実在論を反実在論に転ずれば、仏教思想は相貌を一変し、和辻哲郎の説く「縁起‐内‐存在」の倫理の哲学史的意義も鮮明になる。本書の透徹した言葉を熟読玩味するときひらかれる新しい世界像にあなたは驚くに違いない。
目次
- 第1部 ウィトゲンシュタイン・大乗仏教・和辻哲郎(後期ウィトゲンシュタインの哲学と大乗仏教の空—その現代的意義;ウィトゲンシュタインの『哲学的探求』;後期ウィトゲンシュタインと大乗仏教;和辻哲郎の倫理学;倫理と宗教)
- 第2部 啓蒙思想としての仏教(啓蒙思想としての仏教;十二支縁起と八正道の原初形態;『スッタニパータ』)
- 第3部 追記(『正法眼蔵随聞記』偶感;慈悲と慈しみ;西洋対東洋—和辻哲郎の「風土論」に学ぶ)
「BOOKデータベース」 より