リスボンへの夜行列車
著者
書誌事項
リスボンへの夜行列車
早川書房, 2012.3
- タイトル別名
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Nachtzug nach Lissabon
- タイトル読み
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リスボン エノ ヤコウ レッシャ
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内容説明・目次
内容説明
古典文献学の教師ライムント・グレゴリウス。五十七歳。ラテン語、ギリシア語、ヘブライ語に精通し、十人以上の生徒と同時にチェスを指せる男。同僚や生徒から畏敬される存在。人生に不満はない—彼はそう思っていた、あの日までは。学校へと向かういつもの道すがら、グレゴリウスは橋から飛び降りようとする謎めいた女に出会った。ポルトガル人の女。彼女との奇妙な邂逅、そしてアマデウ・デ・プラドなる作家の心揺さぶる著作の発見をきっかけに、グレゴリウスはそれまでの人生をすべて捨てさるのだった。彼は何かに取り憑かれたように、リスボンへの夜行列車に飛び乗る—。本物の人生を生きようとする男の魂の旅路を描き、世界的ベストセラーを記録した哲学小説。
「BOOKデータベース」 より