宮中からみる日本近代史
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宮中からみる日本近代史
(ちくま新書, 957)
筑摩書房, 2012.5
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キュウチュウ カラ ミル ニホン キンダイシ
Available at / 162 libraries
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Research Institute for Economics & Business Administration (RIEB) Library , Kobe University図書
312.1-25087201600021
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University of Tsukuba Library, Library on Library and Information Science
081-C44-95710012001870
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Note
参考文献一覧: p213-220
関係年表: p221-230
Description and Table of Contents
Description
大日本帝国における主権者は天皇であり、その大権は、各国家機関を経て代行されるシステムとして運用されていた。しかし、それは天皇が単なるお飾りであったことを意味するわけではない。天皇自身も政治的意思を持ち、それを取り巻く機関「宮中」もまた、国家の運営に大きな力を持っていたのだ。「宮中」という視点から、「内閣」「議会」「軍部」など、各国家機関の思惑、それらから織りなされる政策決定時の錯綜に注目し、大日本帝国のシステムと軌跡を明快に提示する。
Table of Contents
- 第1章 近代国家の建設と新しい宮中の姿—明治憲法体制下の宮中
- 第2章 大正から昭和へ—元老西園寺による宮中管理
- 第3章 政党政治の時代から軍部の台頭へ—宮中の苦悩
- 第4章 戦争の時代—宮中新体制と西園寺の死
- 第5章 破滅への道—側近による戦争終結への努力
- 第6章 敗戦後の国体危機—象徴天皇制へ
- エピローグ 宮中を支えた「忠臣」たちの晩年
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