北朝鮮で考えたこと
著者
書誌事項
北朝鮮で考えたこと
(集英社新書, 0643D)
集英社, 2012.5
- タイトル読み
-
キタチョウセン デ カンガエタ コト
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注記
関連年表: p245-249
引用文献一覧: p250-251
Tessa Morris-Suzuki, To the Diamond Mountains, Rowman & Littlefield, 2010. を元に、日本の読者向けにアレンジした「東北アジア百年の旅」(集英社新書ホームページに連載)を、改題し、加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
1910年、名もなきイギリス人女性が、満州と朝鮮を旅した。それはまさに大日本帝国による朝鮮併合の瞬間でもあった—。本邦未訳のそのE・G・ケンプの「幻の紀行文」を手にした著者は、一世紀後、彼女が辿ったルートを再訪する。そこで見えてきたものとは?英米圏を代表する日本研究者が、北朝鮮で生きる人々の日常を鮮やかに描出し、北東アジア地域が経験した100年間の意味に思いを馳せる。イザベラ・バードの古典的名著『朝鮮紀行』にも比すべき、貴重な歴史記録。
目次
- 第1章 国境
- 第2章 橋のむこう—新義州へ、そしてさらに先へ
- 第3章 時と沈黙
- 第4章 植民地“平壌”から現在の“ピョンヤン”へ
- 第5章 平壌—もうひとつのイェルサレム
- 第6章 分断ラインの両側—開城と都羅山
- 第7章 殺された王妃の宮殿—ソウル
- 第8章 湾に浮かぶ島々—釜山へ
- 第9章 山への道—元山から南へ
- 第10章 希望の旅
「BOOKデータベース」 より