書誌事項

漱石の文法

北川扶生子著

水声社, 2012.4

タイトル読み

ソウセキ ノ ブンポウ

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注記

博士号を授与された論文 (神戸大学, 2009年) を改稿したもの

参考文献: p263-269

内容説明・目次

内容説明

19世紀末の日本語の根底的な変革期。新たに形成される読者層をまえに、夏目漱石はどのようにして「世界」を獲得し、「小説」というジャンルを切り拓いたのか?気鋭の研究者が問う、漱石文学の新たな可能性。

目次

  • 第1章 書く読者たち(作文の時代;作文をめぐる制度 ほか)
  • 第2章 美文と恋愛(「幻影の盾」「薤露行」における美文と女性造型;「草枕」におけるジャンルの交錯 ほか)
  • 第3章 小説と恋愛(失われゆく避難所—「門」におけるジェンダー・植民地・文体;言葉と身体—「行人」の場合 ほか)
  • 第4章 江戸とロンドンのあいだ(明治期の修辞観と社会進化論—ポープ論における分裂と可能性;江戸とロンドンのあいだ—『文学評論』におけるアディソン、スティール ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09131701
  • ISBN
    • 9784891769024
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    284p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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