古典遊歴 : 見失われた異空間 (トポス) を尋ねて
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書誌事項
古典遊歴 : 見失われた異空間 (トポス) を尋ねて
平凡社, 2012.4
- タイトル別名
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古典遊歴 : 見失われた異空間を尋ねて
異郷遊歴 : 古典文学の異空間
- タイトル読み
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コテン ユウレキ : ミウシナワレタ トポス オ タズネテ
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注記
『國文學 解釈と教材の研究』 (學燈社) 平成19年5月号-平成21年7月号に、「異郷遊歴--古典文学の異空間」と題して連載された原稿 (第1回「窟」-第27回「霊」) に、書き下ろしの6篇 (第28回「信」-第33回「還」) を加えて、連載分に大幅な加筆訂正を施したもの
主な参考文献: p408-421
内容説明・目次
内容説明
白山信仰研究で知られる元「新潮」名物編集長が、民俗学の該博な知見を携えて古典世界に遊ぶ。いまに響く言葉の力に満ちた異色の日本文学案内。
目次
- 窟—篭りと再生『古事記』黄泉国訪問
- 野—禁じられた愛『常陸国風土記』
- 泉—入水する女『万葉集』『大和物語』
- 竹—伝承のミッシング・リンク『丹後国風土記逸文』『竹取物語』
- 渚—時の岸辺『土佐日記』
- 道—好色と流離『伊勢物語』東下り
- 簾—兄妹相姦の闇『篁物語』
- 川—荒ましき瀬音『源氏物語』宇治十帖
- 瓢—皇女の矜持『更級日記』竹芝伝説
- 夷—知らぬ世界『今昔物語集』本朝世俗部〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より