ヴァイマールの聖なる政治的精神 : ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム

書誌事項

ヴァイマールの聖なる政治的精神 : ドイツ・ナショナリズムとプロテスタンティズム

深井智朗著

岩波書店, 2012.5

タイトル別名

ヴァイマールの聖なる政治的精神 : ドイツナショナリズムとプロテスタンティズム

タイトル読み

ヴァイマール ノ セイナル セイジテキ セイシン : ドイツ ナショナリズム ト プロテスタンティズム

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注記

参考文献一覧: 巻末p9-22

内容説明・目次

内容説明

ヴィルヘルム期からヴァイマール共和国の成立に至る転換期ドイツにおいては、神学が「聖なる政治的精神」として機能していた。神学者・芸術家・出版人らによる多彩な思想的営為と時代精神を、同時代の政治的・社会的動向や芸術運動・文化状況に照らしつつ鮮やかに描き出す、神学から新たな光を当てるドイツ近現代思想史。

目次

  • プロローグ 聖なる政治的精神—近代ドイツ・プロテスタンティズムの二つの政治神学
  • 第1章 アドルフ・フォン・ハルナックとマックス・ヴェーバー—世紀末の二人のリベラル・ナショナリスト
  • 第2章 ゲオルク・ジンメルが見た転換期のドイツ神学—ヴィルヘルム期の国家神学とヴァイマールの神聖フロント世代の政治神学
  • 第3章 学問の市場化としての「学問における革命」—大学神学部と大学の外の神学
  • 第4章 ニーチェは神学を救うのか—ヴィルヘルム期からヴァイマール期の神学におけるニーチェの奇妙な流行
  • 第5章 ヴァイマールの神聖フロント世代の殿を戦うディートリヒ・ボンヘッファー
  • 第6章 神聖フロント世代の両義的な政治精神—パウル・ティリッヒとエマヌエル・ヒルシュにおける「民族的なもの」
  • エピローグ プロテスタンティズムとナショナリズム

「BOOKデータベース」 より

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