古典から読み解く経済思想史
著者
書誌事項
古典から読み解く経済思想史
ミネルヴァ書房, 2012.5
- タイトル別名
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経済思想史 : 古典から読み解く
- タイトル読み
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コテン カラ ヨミトク ケイザイ シソウシ
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注記
その他の編者: 井上琢智, 栗田啓子, 田村信一, 堂目卓生, 新村聡, 若田部昌澄
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
本書は、経済思想家の理論へのアプローチだけではなく、現在社会のトピックを、思想家の理論から読み解いていく。そのなかで現代への処方箋を探り、読者に現代社会を「診る」眼を養ってもらうことを意図している。経済学史学会創立60周年記念出版の入門書。
目次
- 古典から読み解く経済思自史
- 第1部 市場・政府・中間組織(社会、市場、および政府—アダム・スミスの総合知;グローバル化と貨幣—ジョン・ロックからベン・バーナンキへ;市場の倫理—カーネギー、クラーク、ナイトの論じ方;19世紀末フランスにおける「アソシアシオン」の展開—シェイソン、ゴダン、ジッドを中心として)
- 第2部 資本主義・エコロジー・環境(資本主義とエコロジー—ゾンバルトの近代資本主義論;戦間期ケンブリッジの経済学と資本主義観—ケインズ、ロバートソン、ホートレー、ピグー;イギリス経済思想史における穀物—ステュアートからオールまで;慶在学は環境をどう捉えてきたか—ピグー、制度派、エントロピー)
- 第3部 生活・福祉・教育(労働と賃金—アダム・スミスの分業論と高賃金論;究極の安全を求めて—ベヴァリッジにおける理想社会;少子化とワーク・ライフ・バランス—ミュルダールの人口論;「学問のすすめ」の社会・経済思想—スミス、ミル、福沢)
「BOOKデータベース」 より