すぐわかるユーロ危機の真相 : どうなる日本の財政と円

書誌事項

すぐわかるユーロ危機の真相 : どうなる日本の財政と円

米倉茂著

言視舎, 2012.5

タイトル読み

スグ ワカル ユーロ キキ ノ シンソウ : ドウナル ニホン ノ ザイセイ ト エン

大学図書館所蔵 件 / 52

注記

文献: p191-193

内容説明・目次

内容説明

なぜ信用不安がユーロ圏に集中したのか?なぜユーロ圏の財政金融政策は金融危機に対応できないのか?ユーロ圏の国債バブル、欧州銀行の不良資産問題、ユーロ圏銀行のドル依存症から、危機の本質を解明。冷静かつ論理的に、危機回避のシナリオと日本の行くべき道も提示する。

目次

  • 前編 ユーロ国債バブルの内実(オリンポスの神々の怒りにふれたギリシャ財政統計改ざん—イソップ物語のキリギリスならぬ“ギリギリス”の債務棒引きマラソン協議;国債バブルを煽る結果となった統一通貨ユーロの導入—仕組みがソックリさんのサブプライム証券とユーロ国債;欧州ソブリン債問題の根因—信用リスクの過小評価のくり返し;国際市場の流動性危機が銀行危機、国家財政の破綻の危機に至るみちすじ)
  • 中編 ユーロ圏の銀行の内憂外患—ぬぐえない過小資本とドル依存の体質(ユーロ圏ではサブプライム問題と国債バブルが同時進行—「みんなで借りればこわくない」の世界的信用膨張;「グローバル・インバランス」の深層—グローバル・インバランスとグローバル・フィナンシャル・インバランスのちがい;ユーロ圏の銀行の自己資本は“うす皮饅頭”—“毒入り資産”が飛び出し、“破れまんじゅう”へ;欧州中銀ECBは本当に中央銀行?—金融危機の最中に「最後の貸し手」を拒む体質)
  • 後編 本格化したユーロ危機対策と日本(欧州中銀ECBにスーパーマリオが登場—マネーの“万里の長城”にすえた巨砲がユーロ信用不安を解消;イタリアのスーパーマリオは2トップ—「国家債務の鉄のカーテン」を取り払うキーマン;アイルランドはギリシャ問題解決の手本—銀行危機・国家債務危機のダブル・ショックから甦る“ケルトの虎”;日本にまったく見あたらないユーロ危機の要因—だが、対岸の火事の火の粉は軒先に)

「BOOKデータベース」 より

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