埴谷雄高『死靈』論 : 夢と虹
著者
書誌事項
埴谷雄高『死靈』論 : 夢と虹
御茶の水書房, 2012.5
- タイトル別名
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埴谷雄高死靈論 : 夢と虹
- タイトル読み
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ハニヤ ユタカ『シレイ』ロン : ユメ ト ニジ
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注記
埴谷雄高略年譜: p284-290
内容説明・目次
内容説明
夢と虹を光源に、未完『死霊』全章を人類の希望の文学として読み解く。「3.11」以後、未来者にたくす精神のリレー。
目次
- カラマーゾフの兄弟と“神”—前期不可能性の文学
- 三輪家の兄弟と“存在”—後期不可能性の文学
- 大審問官とイエス・釈迦と大雄—『死霊』自序
- “存在”への序曲—一章「癲狂院にて」
- 死と悪魔をめぐる対話—二章「“死の理論”」
- 屋根裏部屋と逸脱の歴史—三章「屋根裏部屋」
- 尾木恆子と三輪與志—四章「霧のなかで」
- 革命と権力の闇—五章「夢魔の世界」
- 水鳥と虹—六章「“愁いの王”」
- 亡霊宇宙の法廷—七章「“最後の審判”」
- 「“精神の處女懐胎”」—八章「“月光の中で”」
- 夢と虹—九章「“虚體”論—大宇宙の夢」
- 出現宇宙への感謝—『死霊』の一生と「九章未定稿」
「BOOKデータベース」 より