いきなりはじめる仏教入門
著者
書誌事項
いきなりはじめる仏教入門
(角川文庫, 17379)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2012.4
- タイトル別名
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角川ソフィア文庫
- タイトル読み
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イキナリ ハジメル ブッキョウ ニュウモン
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注記
ブックジャケットに「角川ソフィア文庫」、奥付に「SP H-110-1」との記載あり
内容説明・目次
内容説明
仏教について何も知らない哲学者が、いきなり仏道に入門!?ゼロから刻苦勉励を重ねて、仏道とは何であるかを自得できるのか?レヴィナス、ヒューム、ラカン、カント、デリダ、甲野善紀、マタイ伝—。思想と身体性を武器に、常識感覚で果敢に宗教に挑み、「悟りとは何か」「死ぬことは苦しみか」「因果とは何か」「日本人の宗教性とは」など、根源的なテーマについて、丁々発止の激論を交わし合う。知的でユニークな仏教入門。
目次
- その1 はじめに‐私の「ご縁」論—私がまさにそのときに会うべき人がちゃんと私を待っている
- その2 仏教における「自由と宿命」—仏教はどこまでいっても「因果律に則った自由意志」です。しかし…
- その3 「因果」論‐月光仮面・マタイ伝・レヴィナス—必ずしも「原因」が先にあって「結果」が後にある、というものではない
- その4 仏教の因果—その落とし穴を避けるためにこそ仏教の因果律という認識手法はあるのです
- その5 「宿命」論—宿命というのは、それが宿命であることが私たちに知られない限りにおいて宿命として機能する
- その6 仏教の基盤をひとまとめ—もし、“仏教”という商品のカタログがあるなら、そこにはぜひ「脱構築機能内蔵」と
- その7 「死ぬこと」は苦しみか?—なぜ「殺す技術」であるはずの武術の修行が人間にとって意味があるのか
- その8 仏教の悟り—「生きる」ほうが「死」よりも苦しいという場合もあります
- その9 「日本人の宗教性」について—自分自身を顧みて思うのですが、私はかなり宗教的な人間だと思います
- その10 賢者と愚者の宗教性—宗教性を成熟させた人には、賢者と愚者、両側面を確認することができます
- その11 「善性」と「邪悪」について—欲望は欲望を充足させるものすべての彼方を欲望する byレヴィナス
「BOOKデータベース」 より