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演技術の日本近代

笹山敬輔著

森話社, 2012.5

タイトル読み

エンギジュツ ノ ニホン キンダイ

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注記

学位請求論文「日本近代演劇における演技術の歴史」(筑波大学, 2010年度提出) をもとに加筆・修正を行ったもの

主要参考文献一覧: p282-296

関連年表: p297-300

内容説明・目次

内容説明

演技術とは、俳優が役を演じるための最適の声や身振り、表情を生み出す方法、それを組み合わせる方法、そしてそのための準備のプロセスである。本書では、歌舞伎・新劇・プロレタリア演劇などの日本近代演劇史を演技術の視点から再考察し、個々の演技術が具体的にどのような形態であったか、それがどのように変遷していったかを明らかにする。

目次

  • 第1章 九代目市川団十郎の「肚」と「顔」
  • 第2章 洋行と演技術—抱月・松翁・左団次
  • 第3章 「型」は「心」の表現である—小山内薫から浅草へ
  • 第4章 何が「心」を演じるか—小山内薫におけるスタニスラフスキーと心霊主義
  • 第5章 舞台の演技から映画の演技へ—村田実と演技の法則
  • 第6章 プロレタリア演劇の「電気人形」
  • 第7章 「心」の抑圧を解き放て—千田是也『近代俳優術』を読み解く

「BOOKデータベース」 より

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