麻山事件
著者
書誌事項
麻山事件
(草思社文庫, [な3-1])
草思社, 2011.12
- タイトル別名
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麻山事件 : 満洲の野に婦女子四百余名自決す
- タイトル読み
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マサン ジケン
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注記
1983年草思社刊行の著作を文庫化したもの
参考資料・関連事項年表: p469-478
その他のタイトルはブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
昭和20年8月12日、満洲・麻山において、日本人開拓団の一団がソ連軍の包囲攻撃を受け、婦女子四百数十名が自決する事件が起きた。介錯は四十数名の男子団員によって行われた。なぜ、男たちは自分の妻子を、また隣人をあやめるに至ったのか。絶望の淵で、自決に臨んだ妻たちと子どもたちの壮絶な最期を、引揚げ者の証言から明らかにする。そこには、戦争がもたらした凄惨な悲劇と、数多の人々の無念、そして生き残った者の絶望が今なお続いていた。初めて明らかにされた満蒙開拓団最大の悲劇の全容。渾身の傑作ノンフィクション復刊。
目次
- 第1部 満蒙開拓団(北海道開拓農民;加藤完治と開拓団;村創り;その前夜)
- 第2部 事件(麻山(まぼろしの関東軍—野砲一二六連隊の戦闘;八月九日;八月十日—哈達崗にて;八月十一日、十二日—泥濘の避難行;麻山谷;後尾集団))
「BOOKデータベース」 より