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トマス・グラバーの生涯 : 大英帝国の周縁にて

マイケル・ガーデナ著 ; 村里好俊, 杉浦裕子訳

岩波書店, 2012.6

Other Title

At the edge of Empire : the life of Thomas Blake Glover

トマスグラバーの生涯 : 大英帝国の周縁にて

Title Transcription

トマス・グラバー ノ ショウガイ : ダイエイ テイコク ノ シュウエン ニテ

Note

参照文献: 巻末p1-12

Description and Table of Contents

Description

長崎のグラバー邸に名を残すスコットランド人トマス・グラバー(1838〜1911)は、幕末から明治にわたり、貿易商として、実業家として、また晩年は日英同盟推進の陰の立役者として活躍した。帝国主義と近代化の波がおしよせる極東の小島日本において、グラバーの活動はいかなる意味を持ったのか。曲折にみちた生涯を跡づけながら、グローバルな歴史の文脈から、その多面的な相貌を捉え直す。スコットランド出身の気鋭の比較文化論者による斬新な評伝。

Table of Contents

  • 出島
  • スコットランドの深北部
  • 中国の噂
  • 一攫千金を夢見て
  • 帝国の周縁にて(一)—大いなる英国
  • 刀剣の道
  • その前夜
  • 転落への道
  • 造幣事業の帝国主義者
  • 移りゆく侍像
  • 宝島
  • カウボーイ的な相談役
  • ビールと名誉
  • 帝国の周縁にて(二)—日本
  • 『蝶々夫人』顛末記
  • 文明開化

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