秩父平氏の盛衰 : 畠山重忠と葛西清重
著者
書誌事項
秩父平氏の盛衰 : 畠山重忠と葛西清重
勉誠出版, 2012.5
- タイトル読み
-
チチブ ヘイシ ノ セイスイ : ハタケヤマ シゲタダ ト カサイ キヨシゲ
大学図書館所蔵 件 / 全56件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
内容説明・目次
内容説明
知勇兼備の武将として「坂東武士の鑑」とされながら、謀略により一族もろとも滅ぼされた畠山重忠。のちに幾多の伝承を形成する重忠ほどの華々しさには欠けるが、軍功を重ね、いくたびかの政変を乗り切って、東北の所領を維持した葛西清重。二つの相異なる鎌倉武士のあり方を、最新の中世史研究の成果、中世考古学資料、各地域にのこる伝承など多角的な視点から論じ、秩父平氏の実像を明らかにする。
目次
- 畠山重忠と葛西清重—博物館から秩父平氏を考える
- 第1部 総説(畠山重忠—虚像と実像;源平合戦と葛西氏;河越氏・畠山氏等秩父家と武蔵国留守所惣検校職)
- 第2部 秩父平氏・畠山重忠とその時代(畠山重忠とその時代;武蔵国留守所惣検校職の再検討;秩父平氏の本拠を探る—畠山氏を中心として;秩父平氏の聖地—武蔵嵐山;全国に及ぶ重忠伝承)
- 第3部 秩父平氏・葛西清重とその時代(秩父平氏と葛西氏—鎌倉幕府成立史の観点から;武蔵国南部の秩父平氏—豊島氏と江戸氏の動向を中心に;鎌倉御家人畠山重忠の軌跡;葛西清重の軌跡)
「BOOKデータベース」 より