サンカの起源 : クグツの発生から朝鮮半島へ

書誌事項

サンカの起源 : クグツの発生から朝鮮半島へ

筒井功著

河出書房新社, 2012.6

タイトル読み

サンカ ノ キゲン : クグツ ノ ハッセイ カラ チョウセン ハントウ エ

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注記

参考文献: p349-350

内容説明・目次

内容説明

箕、筬を作り、修繕するサンカは古く「クグツ」に起源を持ち、そのクグツは、古代の朝鮮から屠蓄業だけでなく、じつは箕や筬作りにも従事していた、白丁(ペクチョン)に淵源することをつきとめる。永遠のテーマ「サンカの起源は何か」に終止符を打ち、サンカ古代起源説を明らかにする決定的な論考。図版多数。

目次

  • 1 サンカ生態論(関東地方のミナオシ;三角寛と虚構のサンカ論;周縁に生きる;地域別呼称と特性)
  • 2 サンカ系譜論(資料「茨城県の箕直し部落」から;大江匡房『傀儡子記』とその後;芸能系クグツと細工系クグツ;朝鮮の被差別民・白丁)
  • 3 サンカ起源論(「妓種もと柳器匠の家に出ず」;「クグツ」は外来語である;呪具としての箕と箕作り差別;渡来者集団とクグツ・サンカ)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB09575385
  • ISBN
    • 9784309225784
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    352p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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