東アジアの今昔物語集 : 翻訳・変成・予言
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書誌事項
東アジアの今昔物語集 : 翻訳・変成・予言
勉誠出版, 2012.7
- タイトル別名
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東アジアの今昔物語集 : 翻訳変成予言
- タイトル読み
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ヒガシアジア ノ コンジャク モノガタリシュウ : ホンヤク ヘンセイ ヨゲン
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内容説明・目次
内容説明
天竺・震旦・本朝の三国を焦点に、仏教を軸とした東アジア世界を描き出した『今昔物語集』。同書は東アジアという文脈の中でどのように立ち現れるのか。説話圏・翻訳そして予言、多角的な観点から『今昔物語集』の位置を明らかにする。
目次
- 1 東アジアの「今」と「昔」を繋ぐ(東アジアの『今昔物語集』—翻訳と「予言文学」のことども;「他者のことば」と『今昔物語集』—漂う預言者の未来記 ほか)
- 2 東アジアの宗教と信仰世界(東アジアからみる院政期日本の宗教文化—北宋新訳経典と明王信仰をめぐって;仏教伝来説話と『今昔物語集』の寺院建立説話 ほか)
- 3 東アジアの地域とイメージの変成(東アジアの須弥山図—敦煌本とハーバード本を中心に;苧環型説話の表現素材の変容とその源流 ほか)
- 4 東アジアの知と学の往還(源為憲撰『世俗諺文』にみる漢語と漢籍の受容;『今昔物語集』諸校注本における『三宝感応要略録』関係説話の出典注をめぐって ほか)
- 5 東アジア「予言文学」の射程(童謡考—日韓の史書を中心に;高麗人・倭相・宿曜—相対化される観相 ほか)
「BOOKデータベース」 より