中学年算数・混乱するところをシンプルに授業するワザ

著者

向山洋一著 ; 木村重夫 [ほか] 編集協力

（教え方のプロ・向山洋一全集 / 向山洋一著, 93）

明治図書出版, 2012.6

その他の編集協力者: 兼田麻子, 大関貴之, 戸村隆之

内容説明

教科書をざっと眺めていた「子どもがグチャグチャになることが予想される操作活動」の単元をどのように位置づけるか、その秘策を開示。また授業に知的興奮をかもし出す“イラスト図、テープ図、線分図、面積図”をもっと活用するとよい授業が実現する！実例を沢山紹介。

１　三年　子どもが混乱するところをシンプルに組み立てる（さらに一歩を進める努力を！—東京書籍「３けたの数のひき算」；イラスト図、テープ図、線分図、面積図の解法をもっと勉強すること—啓林館「かくれた数はいくつ」；よい授業は原則をふまえている—啓林館「わり算」；あくまでシンプルにスッキリと—啓林館「２けたをかけるかけ算の筆算」；あくまですべての子に（できない子もそしてできる子も）、知的で熱中する授業を！—啓林館「わり算をつかったもんだい」　ほか）
２　四年　「向山型算数」への入門問題、わり算指導（教科書のポイントとなる部分を中心に授業せよ！—東京書籍「倍の計算」；テーマは表をどう扱うかである—啓林館「表とグラフ」；この問題は「向山型算数」への入門問題である—東京書籍「２けたの数でわる筆算（１）」；基本のわり算の指導でさえ、向山型にははるかに遠い—東京書籍「わり算の筆算（１）」；後から理解できることもある—東京書籍「わり算の筆算（２）」　ほか）

「BOOKデータベース」より