コロニアリズムと文化財 : 近代日本と朝鮮から考える

書誌事項

コロニアリズムと文化財 : 近代日本と朝鮮から考える

荒井信一著

(岩波新書, 新赤版 1376)

岩波書店, 2012.7

タイトル読み

コロニアリズム ト ブンカザイ : キンダイ ニホン ト チョウセン カラ カンガエル

注記

主な参照文献: p199-206

内容説明・目次

内容説明

略奪か、合法的取得か—。地域や民族の歴史を端的にものがたる文化財は、近代において、ナショナリズムを高揚させ、統治の優位性を演出する格好の装置として機能した。いま、文化財の所属をめぐり、大きな変化がおきている。人類全体の遺産として位置づけなおすことは可能なのか。日本と朝鮮の場合を軸に、世界の動きも紹介しつつ考える。

目次

  • 第1章 帝国化する日本、そして文化財
  • 第2章 学術調査の名のもとに
  • 第3章 同化政策とつくられた歴史
  • 第4章 文化財は誰に属するのか—講和から日韓交渉へ
  • 第5章 世界で進むコロニアリズムの清算
  • 終章 文化財問題のこれから

「BOOKデータベース」 より

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