ホメロス『オデュッセイア』 : 「戦争」を後にした英雄の歌
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書誌事項
ホメロス『オデュッセイア』 : 「戦争」を後にした英雄の歌
(書物誕生 : あたらしい古典入門)
岩波書店, 2012.7
- タイトル別名
-
ホメロスオデュッセイア : 戦争を後にした英雄の歌
『オデュッセイア』 : 「戦争」を後にした英雄の歌
- タイトル読み
-
ホメロス オデュッセイア : センソウ オ アト ニ シタ エイユウ ノ ウタ
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注記
参考文献: p229-237
内容説明・目次
内容説明
戦場を離れ、セイレンの誘惑、巨人や怪物との対決、仲間との別れ、死者の国の旅、孤島での鬱屈の日々など、数々の試練を経て帰郷する英雄オデュッセウス。一方、二〇年間故郷で夫を待ち続ける妻ペネロペと、父の消息を求めて旅に出る息子テレマコス。古来、人々を魅了してきたこの叙事詩は、後世、さまざまな文学的変奏曲を生み出した。物語に魅力を添える構造の美とは?さまざまな苦難のすえに、主人公が獲得した新しい名誉観とは?『オデュッセイア』の世界を航海する羅針盤となる本。
目次
- 第1部 書物の旅路—ホメロスの航跡をたどる(二〇世紀の『オデュッセイア』;叙事詩の誕生;変容と反発の時代;原典への回帰)
- 第2部 作品世界を読む—言葉の海へ漕ぎ出す(物語のあらまし;幾何学的構成—全体と放浪回顧談を貫く秩序;放浪から復讐へ;「戦争」を後にした英雄)
「BOOKデータベース」 より