世界中が夕焼け : 穂村弘の短歌の秘密
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世界中が夕焼け : 穂村弘の短歌の秘密
新潮社, 2012.6
- タイトル読み
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セカイジュウ ガ ユウヤケ : ホムラ ヒロシ ノ タンカ ノ ヒミツ
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注記
タイトルは奥付等による
穂村弘著作リスト: p276-279
初出: 山田航blog「トナカイ語研究日誌 穂村弘百首鑑賞」に加筆修正 他は語り下ろし
内容説明・目次
内容説明
穂村弘の「共感と驚異の短歌ワールド」を、新鋭歌人・山田航が解き明かし、穂村弘が応えて語る。瞬間凍結された120首を、言葉の面白さがわかるあなたへ。
目次
- 終バスにふたりは眠る紫の「降りますランプ」に取り囲まれて
- 校庭の地ならし用のローラーに座れば世界中が夕焼け
- 夜のあちこちでTAXIがドア開く飛び発つかぶと虫の真似して
- 「あの警官は猿だよバナナ一本でスピード違反を見逃すなんて」
- 赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、きらきらとラインマーカーまみれの聖書
- 「耳で飛ぶ象がほんとにいるのならおそろしいよねそいつのうんこ」
- ほんとうにおれのもんかよ冷蔵庫の卵置き場に落ちる涙は
- 女の腹なぐり続けて夏のあさ朝顔に転がる黄緑の玉
- ウエディングドレス屋のショーウインドウにヘレン・ケラーの無数の指紋
- オール5の転校生がやってきて弁当がサンドイッチって噂〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より