帝国主義日本の対外戦略

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帝国主義日本の対外戦略

石井寛治著

名古屋大学出版会, 2012.8

タイトル読み

テイコク シュギ ニホン ノ タイガイ センリャク

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内容説明・目次

内容説明

日本の経済人はなぜアジア太平洋戦争を阻止できなかったのか。植民地帝国の形成から、在華紡路線・満鉄路線の成立と対抗をへて、盧溝橋事件へと至る歴史を丹念に跡づけ、新たな全体像を描いた碩学による日本帝国主義史の決定版。

目次

  • 序章 帝国主義日本の歴史をどのように捉えるか
  • 第1章 「日本型ブルジョアジー」の系譜とエートス
  • 第2章 外資排除による産業革命と日清戦争
  • 第3章 早熟的資本輸出と植民地帝国の形成
  • 第4章 第一次世界大戦への対応とその限界
  • 第5章 一九二〇年代の対外膨張戦略(1)在華紡路線
  • 第6章 一九二〇年代の対外膨張戦略(2)満鉄路線
  • 第7章 満州事変への日本ブルジョアジーの対応
  • 第8章 準戦時体制下における対外膨張
  • 終章 帝国主義日本の挫折—「政治的資本主義」の末路

「BOOKデータベース」 より

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