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21世紀探偵小説 : ポスト新本格と論理の崩壊

限界研編

南雲堂, 2012.7

タイトル読み

21セイキ タンテイ ショウセツ : ポスト シンホンカク ト ロンリ ノ ホウカイ

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注記

限界研の著者: 飯田一史, 海老原豊, 岡和田晃, 笠井潔, 小森健太朗, 蔓葉信博, 藤田直哉, 渡邉大輔

ポスト新本格のための作品ガイド50選: p417-445

参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

新本格ミステリ勃興から25年。今では退潮傾向にあるといわれる本格ミステリの歴史をひもとき、現在の本格ミステリの置かれている状況を分析。ポスト新本格への道筋を示すミステリ評論。

目次

  • 序論 新本格ミステリの衰退期になすべきこと
  • 第1部 21世紀的生とミステリ(二一世紀探偵小説と分岐する世界;「変わってしまった世界」と二一世紀探偵神話—清涼院流水/舞城王太郎論;ビンボー・ミステリの現在形—「二一世紀的な貧困」のミステリ的表現を巡って)
  • 第2部 形式性の追求とミステリ(推理小説の形式化のふたつの道;検索型ミステリの現在;21世紀本格2—二〇〇〇年代以降の島田荘司スクールに対する考察から)
  • 第3部 ミステリ諸派の検討(「新本格」ガイドライン、あるいは現代ミステリの方程式;叙述トリック派を中心にみた現代ミステリの動向と変貌;終わりなき「日常の謎」—米澤穂信の空気を読む推理的ゾンビ;現代「伝奇ミステリ」論—『火刑法廷』から“刀城言耶”まで;「謎解きゲーム空間」と“マン=マシン的推理”—デジタルゲームにおける本格ミステリの試み)
  • 結語—本論集の使用例

「BOOKデータベース」 より

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