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日本書紀の虚構と史実

遠山美都男著

(歴史新書y, 030)

洋泉社, 2012.8

タイトル読み

ニホン ショキ ノ キョコウ ト シジツ

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内容説明・目次

内容説明

現存する最古の歴史書『古事記』が、やまと言葉を重んじて国内向けに編纂されたのに対し、『日本書紀』はなぜ本格的な漢文で書かれていたのか?それは、同書の読者が先進国・中国をターゲットに記述されたからである。そこにこそ同書編纂者の歴史改竄の意図をあぶり出すポイントがある。

目次

  • 『日本書紀』の虚構性を暴く(『日本書紀』とは何か?;『日本書紀』編纂の真の目的とは? ほか)
  • 第1章 聖徳太子の虚構性を暴く(推古天皇と皇位継承問題;聖徳太子が遣隋使を派遣した真のねらい)
  • 蘇我氏と大化改新の虚構性を暴く(蘇我氏四代をめぐる三つの謎;中大兄皇子と大化改新の黒幕 ほか)
  • 奈良時代の皇位継承を貫くもの(天智と天武—女帝誕生をめぐる一系の皇統;聖武天皇と「鎮護国家」 ほか)〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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