なぜ書には、人の内面が表われるのか
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なぜ書には、人の内面が表われるのか
(祥伝社新書, 285)
祥伝社, 2012.8
- タイトル読み
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ナゼ ショ ニワ ヒト ノ ナイメン ガ アラワレルノカ
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内容説明・目次
内容説明
外形だけを風変りに表わしたものも、書ではない。アート書道のブームは、「書の否定」なのではないか。書とは、造形芸術ではなく、教養なのだ。すぐれた書は、その一字一句から、作者の人柄・品格が感じられる。書家である著者は、それが歴史に対する深い認識によって裏づけられたものと主張する。
目次
- 第1章 肉筆で書くということ(消えゆく肉筆;肉筆は文化である ほか)
- 第2章 「型」と個性(自分らしく書くことは個性なのか;「創作」の正体 ほか)
- 第3章 すぐれた書は、何がすぐれているのか(思索の蓄積—書論;書に表わされた「人と為り」 ほか)
- 第4章 身体作法としての書道(身体で覚える;全身を使って書く ほか)
- 第5章 「書を交わす」という文化(揮毫をする政治家たち;東洋的教養—広田弘毅と張作霖の場合 ほか)
「BOOKデータベース」 より