町の忘れもの
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書誌事項
町の忘れもの
(ちくま新書, 975)
筑摩書房, 2012.9
- タイトル読み
-
マチ ノ ワスレモノ
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注記
中日新聞および東京新聞サンデー版に2009年7月から2011年9月まで116回連載されたものに、加筆し、新たな写真を加えたもの
内容説明・目次
内容説明
貸本屋、共同アパート、裸電球の街灯、ドブ、コンクリートのごみ箱、路上のロウ石画、煙突、もの売り、番犬、原っぱ…かつて町にあったもの。気がつくとなくなっていて、無くなったことさえ忘れてしまうもの。それは二度と戻ってくることはない。変貌をつづける町で、それに追いつこうとすればするほど、過去はないがしろにされてゆく。変貌に慣れっこになってしまったあたしたちが、心に留めておきたい風景。なつかしいものたち。そのひとつひとつを、写真と文でつづる。
目次
- 第1章 失われたものたち(切ない貸本屋;コッペパン;大工さんのノコ ほか)
- 第2章 忘れられた風景(哀れな木;所在ないごみ箱;鳩ポッポは… ほか)
- 第3章 こんな習慣があったっけ…(お百度石;骨の天日干し;おーい、ワンコよ ほか)
- 第4章 幻の町をめぐる(消える公共住宅;街道沿いの石碑;季節外れ ほか)
「BOOKデータベース」 より