北朝鮮と中国 : 打算でつながる同盟国は衝突するか
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書誌事項
北朝鮮と中国 : 打算でつながる同盟国は衝突するか
(ちくま新書, 979)
筑摩書房, 2012.9
- タイトル別名
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北朝鮮と中国
北朝鮮と中国 : 打算でつながる同盟国は衝突するか
- タイトル読み
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キタチョウセン ト チュウゴク : ダサン デ ツナガル ドウメイコク ワ ショウトツ スルカ
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注記
参考文献: p231-232
内容説明・目次
内容説明
北朝鮮にとって中国は、食糧・エネルギー・貿易・技術・安全保障すべてにおいて国家存続の生命線。中国にとって北朝鮮は、地政学上重要な緩衝地帯であり、豊富な地下資源など、“埋蔵利権”の宝庫である。一心同体に見える両国だが、実際は恐れ、警戒し合っている。その熾烈な駆け引きの背景にある互いの思惑を、緊張と協力の歴史とともに分析。さらに、核開発やミサイル問題、日本最大の懸案である拉致被害者の帰国問題、北朝鮮混乱・崩壊時の米中の予測まで。極東アジアの今後を左右する中朝関係の行方を探る。
目次
- 第1章 最高指導者の死報
- 第2章 三代世襲と権力構造—後継者を支える幹部と中国の関係
- 第3章 北朝鮮の外交—生き残るための戦術
- 第4章 食糧とエネルギー—中朝経済の歴史
- 第5章 強盛大国構想と中国型資本主義—北朝鮮経済の未来
- 第6章 油断ならない隣人—利用価値と安全保障
- 終章 正恩体制と日本外交
「BOOKデータベース」 より