書誌事項

視線がこわい

上野玲著

(集英社新書, 0657B)

集英社, 2012.9

タイトル読み

シセン ガ コワイ

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内容説明・目次

内容説明

異変は、ある日突然、起こった。街ですれ違う女性の顔を「見られなく」なったのだ。それは、強迫神経症のひとつである「視線恐怖」だった—。著者は、わが身にふりかかったこの異変を克服するため、「視線」について徹底的な調査と研究を開始する。そして、精神医学領域にとどまらず、脳科学、認知行動学、社会学へと探究のフィールドを広げていく。そこから見えてきたのは、私たちの社会が、いかに「視線」に規定され束縛されているかという事実だった。著者の苦闘と思考の過程を赤裸々に綴った、知的論考。

目次

  • 第1章 「視線」は「脳」のどこで情報化されるか
  • 第2章 視線恐怖
  • 第3章 「森田療法」における「視線」
  • 第4章 単細胞生物にも「視線」があった?
  • 第5章 柳田國男が感じた「近代の視線」
  • 第6章 対人関係性の「地殻変動」

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10172659
  • ISBN
    • 9784087206579
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    220p
  • 大きさ
    18cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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