絢爛たる悪運 : 岸信介伝

書誌事項

絢爛たる悪運 : 岸信介伝

工藤美代子著

幻冬舎, 2012.9

タイトル別名

絢爛たる悪運岸信介伝

タイトル読み

ケンラン タル アクウン : キシ ノブスケ デン

大学図書館所蔵 件 / 51

注記

参考文献: p482-486

内容説明・目次

内容説明

長州の政治家血族として生を享け、帝大卒業後は少壮官僚の力を発揮し、39歳で満州経営に乗り出す。A級戦犯容疑で巣鴨プリズン拘留後、無罪放免されると、一気に政治の世界を上り詰めた。保守合同後、59歳で自民党初代幹事長に、翌年第56代首相に就任。60年安保改定にひとりで立ち向かった。口癖は「金は濾過して使え」。家族には決して怒らない優しい素顔と、一方で上長を斬り捨てる一面も見せる。情と合理性としたたかさを併せ持った、昭和の傑物政治家の全て。

目次

  • 序章 南平台の家—「六〇年安保」の渦中で
  • 第1章 長州の血族—繁茂する佐藤家と岸家
  • 第2章 満州の天涯—縦横無尽、私服の「経済将校」
  • 第3章 東条英機との相剋—悪運は強いほどいい
  • 第4章 巣鴨拘置所での覚悟—「踊る宗教」北村サヨの予言
  • 第5章 CIA秘密工作と保守合同—冷戦を武器に接近したダレス
  • 第6章 不退転の決意、安保改定の夜—情けあるなら今宵来い
  • 第7章 絢爛たる晩節—憲法改正の執念、消えず

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB10173957
  • ISBN
    • 9784344022386
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    486p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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