近代日本思想としての仏教史学
著者
書誌事項
近代日本思想としての仏教史学
法藏館, 2012.9
- タイトル別名
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The study of Buddhist history as modern Japanese thought
Kindai nihon shisō to shite no bukkyō shigaku
- タイトル読み
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キンダイ ニホン シソウ トシテノ ブッキョウ シガク
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注記
その他のタイトルは副標題紙裏 (p[12]) による
学位請求論文「近代思想史としての仏教学 : 国民国家と僧風刷新の歴史記述」(東北大学, 2010年) を土台としたもの
文献一覧: p311-332
内容説明・目次
内容説明
近代国家の形成過程で「日本仏教」の概念がどのように作られたのかを見直すことにより、新たな日本仏教史の可能性を拓く意欲的論考。第6回(財)国際宗教研究所賞受賞論文、ついに公刊。
目次
- 第1部 国民国家と「仏教」をめぐる歴史叙述(「日本仏教」以前—原坦山と仏教の普遍化;「日本仏教」の誕生—村上専精とその学問的営為を中心に;大正期における日本仏教論の展開—高楠順次郎の仏教国民論を題材に;十五年戦争期における日本仏教論とその構造—花山信勝と家永三郎を題材として)
- 第2部 僧風刷新と「仏教」をめぐる歴史叙述(伝統的な語りにみる僧侶の自己批判—諸宗同徳会盟の仏教言説を中心に;近代仏教(史)学の成立と近世僧侶の「堕落」;僧侶批判と「実証史学」—辻善之助をめぐって;近世仏教堕落論の批判と継承—戦後日本の学界を中心に)
「BOOKデータベース」 より