亡霊のアメリカ文学 : 豊饒なる空間
著者
書誌事項
亡霊のアメリカ文学 : 豊饒なる空間
国文社, 2012.8
- タイトル別名
-
亡霊のアメリカ文学 : 豊饒なる空間
- タイトル読み
-
ボウレイ ノ アメリカ ブンガク : ホウジョウナル クウカン
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注記
参考文献: 各論末
収録内容
- 花嫁の幽閉と逆襲 : エリザベス、モレラ、ライジーア / 伊藤詔子 [著]
- 「わたしがこれまで出会った唯一の亡霊」 : 一八六〇年代前半のエミリ・ディキンスンとハリエット・プレスコット・スポフォードのゴシック小説 / 金澤淳子 [著]
- 亡霊の墓碑銘 / 西原克政 [著]
- ポーとナボコフの亡霊の声 / 三浦笙子 [著]
- マーク・トウェインと交霊術 : 『アメリカの爵位権主張者』(一八九二)と「霊の肉体化」計画 / 中垣恒太郎 [著]
- 奴隷制のトラウマと心霊現象 : P・E・ホプキンズの『一つの血から』について / 中地幸 [著]
- 見える亡霊、見えない亡霊 : ナボコフの異界と父たち / 中田晶子 [著]
- シルヴィア・プラスと内なる子供の声 : 「私の内にはどうしても静まらぬ声がある」(一九四八) / 小泉由美子 [著]
- 『魔法の樽』から飛び出した亡霊たち : 苦悩し彷徨う霊 / 君塚淳一 [著]
- かくも愛しき亡霊たち : レベッカ・ゴールドスタイン『ダーク・シスター』 / 坂野明子 [著]
- 亡霊化されたゴーレム : セイン・ローゼンバウムの『ゴッサムのゴーレムたち』 / 伊達雅彦 [著]
- チカーノのアイデンティティ形成における亡霊 : 「英雄」「風景」「死の共同体」 / 井村俊義 [著]
- 環大西洋の亡霊たち / 梶原克教 [著]
- 亡霊が語る「語りえないこと」 : ゾラ・ニール・ハーストンの『路上の塵の跡』における補遺 / 田中千晶 [著]
- ヴィクトリアン・ゴーストの潜む場所 : カリブ海地域の文学にみる「亡霊」の表象をめぐって / 岩瀬由佳 [著]
- 肉体をもった奴隷の亡霊 : 『ビラヴィド』における声と文字の輻湊 / 峯真依子 [著]
- ルドルフ・フィッシャーとまじない師のシグニファイン / 平尾吉直 [著]
- 十字路を描くマフムード・ダルウィーシュの亡霊 / 小泉純一 [著]
- 『小さきものたちの神』再考 / 西垣内磨留美 [著]
- 亡霊が語る亡霊物語 : フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』 / 山嵜文男 [著]
- T・S・エリオットとハート・クレインの亡霊 / 東雄一郎 [著]
- スタインベックのアイロニック・エデンにおける呪い : 土地に潜む魔力 / 大須賀寿子 [著]
- 祖父の亡霊とギリシャ悲劇の接点 : ラルフ・エリスンの『見えない人間』 / 松本昇 [著]
- 『ママ・デイ』における記憶と歴史 : 対抗言説としてのゴースト・ナラティヴ / 馬場聡 [著]
- 『幽霊たち』におけるホイットマンの亡霊 : 書き換えられる自己の歌 / 川崎浩太郎 [著]
- 亡霊とノスタルジア : シャーマン・アレクシーと脅迫する過去 / 長岡真吾 [著]
- 亡霊たちがもたらす危うい生 : ドン・デリーロの小説におけるスロー・アートの政治性 / 川村亜樹 [著]
内容説明・目次
目次
- 第1章 アメリカン・ゴシックと亡霊(花嫁の幽閉と逆襲—エリザベス、モレラ、ライジーア;「わたしがこれまで出会った唯一の亡霊」—一八六〇年代前半のエミリ・ディキンスンとハリエット・プレスコット・スポフォードのゴシック小説 ほか)
- 第2章 スピリチュアリズムと亡霊(マーク・トウェインと交霊術—『アメリカの爵位権主張者』(一八九二)と「霊の肉体化」計画;奴隷制のトラウマと心霊現象—P.E.ホプキンズの『一つの血から』について ほか)
- 第3章 ユダヤ系アメリカ文学と亡霊(『魔法の樽』から飛び出した亡霊たち—苦悩し彷徨う霊;かくも愛しき亡霊たち—レベッカ・ゴールドスタイン『ダーク・シスター』 ほか)
- 第4章 エスニックの亡霊(チカーノのアイデンティティ形成における亡霊—「英雄」「風景」「死の共同体」;環大西洋の亡霊たち ほか)
- 第5章 アメリカン・ナラティヴとしての亡霊(亡霊が語る亡霊物語—フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』;T.S.エリオットとハート・クレインの亡霊 ほか)
「BOOKデータベース」 より