民族大国インドネシア : 文化継承とアイデンティティ

書誌事項

民族大国インドネシア : 文化継承とアイデンティティ

鏡味治也編著

木犀社, 2012.9

タイトル読み

ミンゾク タイコク インドネシア : ブンカ ケイショウ ト アイデンティティ

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注記

折り込図1枚: インドネシアの民族分布図

参考文献: 各章末

収録内容

  • インドネシアの国民意識と民族意識 / 鏡味治也著
  • アイデンティティの拠り所 : 語り継がれるスンダ語教科書からの考察 / 森山幹弘著
  • 都市の家族、村の家族 : バリ人の儀礼的つながりの行方 / 中谷文美著
  • バティックに染め上げられる「華人性」 : ポスト・スハルト期の華人と文化表象をめぐって / 津田浩司著
  • 受け継がれた罪と責務 : 西ティモールにおけるキリスト教と祖先崇拝 / 森田良成著
  • コラージュとしての地域文化 : ランプン州に見る民族から地域への意識変化 / 金子正徳著
  • 慣習継承の政治学 : スマトラ二州に見る公的継承プロジェクトの限界 / 岡本正明著
  • 異種混淆性のジェネオロジー : スラウェシ周辺海域におけるサマ人の生成過程とその文脈 / 長津一史著
  • 首都に暮らすバリ人ヒンドゥー教徒 / 鏡味治也著
  • ジョジョバ〈幸せな独り者〉 : 都市部におけるキャリア女性の食行動とジェンダー規範の変容 / 阿良田麻里子著

内容説明・目次

内容説明

千にものぼる民族の多様な文化をもつインドネシア。スハルト政権崩壊後、解き放たれ、新たに生成し変化する民族意識を、9人の研究者たちが探る。建国以来初めて民族別人口を明らかにした2000年のセンサスをもとに、赤道にまたがる無数の島々からなる広い国土の各地域に密着し、各民族の多彩な営みをとらえた論考は、幾多の困難を乗り越え政治の安定を得て経済成長を促し、いまや上昇局面に立つ国の、活力の源を知る確かな礎となる。

目次

  • 序 インドネシアの国民意識と民族意識
  • 1 アイデンティティの拠り所—受け継がれるスンダ語教科書からの考察
  • 2 都市の家族、村の家族—バリ人の儀礼的つながりの行方
  • 3 バティックに染め上げられる「華人性」—ポスト・スハルト期の華人と文化表象をめぐって
  • 4 受け継がれた罪と責務—西ティモールにおけるキリスト教と祖先崇拝
  • 5 コラージュとしての地域文化—ランプン州に見る民族から地域への意識変化
  • 6 慣習継承の政治学—スマトラ二州に見る公的継承プロジェクトの限界
  • 7 異種混淆性のジェネオロジー—スラウェシ周辺海域におけるサマ人の生成過程とその文脈
  • 8 首都に暮らすバリ人ヒンドゥー教徒
  • 9 ジョジョバ(幸せな独り者)—都市部におけるキャリア女性の食行動とジェンダー規範の変容

「BOOKデータベース」 より

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