書誌事項

越境する古事記伝

山下久夫, 斎藤英喜編

森話社, 2012.9

タイトル別名

越境する古事記伝

タイトル読み

エッキョウ スル コジキデン

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内容説明・目次

内容説明

さまざまな評価/批判にさらされてきた『古記事伝』を中世以来の『日本書紀』注釈学や知の系譜に位置づけ、さらに18世紀の流動する知的状況のなかで新たな可能性へと“越境”させる。『古事記伝』の新たな展望。

目次

  • 1 中世からの視点、近代への架橋(『古事記伝』を近世以前から照らし出す—「日本紀講」・中世の水脈より;ロールオーバー・ノリナガ;中世日本紀から『古事記伝』へ;産霊論—日本的「一」なるものの系譜)
  • 2 可能性としての『古事記伝』(神話から現実へ—変容する世界と『古事記伝』の“越境”;宣長と『出雲国風土記』—『古事記伝』の視座から;『古事記伝』に見られる天孫降臨の方法—「神代を以て人事を知れり」という世界把握;『古事記伝』という閉鎖系;『古事記伝』の注釈態度—「天地初発」段について)

「BOOKデータベース」 より

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