現代精神医学のゆくえ : バイオサイコソーシャル折衷主義からの脱却
著者
書誌事項
現代精神医学のゆくえ : バイオサイコソーシャル折衷主義からの脱却
みすず書房, 2012.9
- タイトル別名
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The rise and fall of the biopsychosocial model : reconciling art and science in psychiatry
現代精神医学のゆくえ : バイオサイコソーシャル折衷主義からの脱却
- タイトル読み
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ゲンダイ セイシン イガク ノ ユクエ : バイオサイコソーシャル セッチュウ シュギ カラノ ダッキャク
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注記
文献: 巻末pvi-xiv
内容説明・目次
内容説明
精神医学は今のままでよいか。「生物心理社会折衷主義」が生んでいる弊害や、エヴィデンスに基づく医学を徹底的に批判し、あるべき医学的“知”を問う。『現代精神医学原論』の著者が放つ第二弾。
目次
- 第1部 生物心理社会モデルの興隆(寛容さに潜む危険—アドルフ・マイヤーの精神生物学;理論はたくさん、時間はちょっと—折衷主義の興隆;四方八方に奔走する—ロイ・グリンカーによる「折衷主義のための奮闘」;医学の新しいモデル—ジョージ・ユンゲルの生物心理社会モデル;登場前と登場後—生物心理社会モデルの先駆者たちと後継者たち;停戦—精神医学内戦を調定する)
- 第2部 生物心理社会モデルの衰退(データに溺れる;折衷主義を教える;薬物療法のゆがみ;現実世界の気まぐれ)
- 第3部 次に来るものは?(エヴィデンスに基づく医学(EBM)の限界;オスラーの亡霊;二つの文化;意味の意味;解決の始まり—メソード・ベイスドの精神医学;精神医学の新しいヒューマニズム)
「BOOKデータベース」 より