グローバル・サウスにおける重層的ガヴァナンス構築 : 参加・民主主義・社会運動

書誌事項

グローバル・サウスにおける重層的ガヴァナンス構築 : 参加・民主主義・社会運動

松下冽著

(Minerva人文・社会科学叢書, 182)

ミネルヴァ書房, 2012.10

タイトル別名

グローバルサウスにおける重層的ガヴァナンス構築 : 参加民主主義社会運動

タイトル読み

グローバル・サウス ニオケル ジュウソウテキ ガヴァナンス コウチク : サンカ・ミンシュ シュギ・シャカイ ウンドウ

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注記

参考文献: p287-324

内容説明・目次

内容説明

近年、先進地域のみならず途上地域でも様々な地域統合が進展し、リージョナリズムへの関心も高まっている。本書では、リージョナリズムの再生に注目し、この現象がグローバル化といかなる相互関係をもつのか、グローバルな諸関係に変容をもたらす可能性があるのか、ローカルな諸動向といかなる対応関係を持ちうるのか、を検討する。また新自由主義型グローバル化の暴走を抑制し、市民社会へ埋め込む可能性を探る。

目次

  • 新自由主義を超えるために—若干の理論的検討課題について
  • 第1部 グローバル/リージョナル/ローカル関係の現在(グローバル化とリージョナリズム—理論的現状と課題;リージョナリズムと国家;リージョナリズムとガヴァナンス)
  • 第2部 民主主義・社会運動と参加型ガヴァナンス(ローカルな民主的ガヴァナンス構築と社会運動;ブラジルにおける社会運動と労働運動の交差—労働者党の挑戦;ブラジルにおけるローカル・ガヴァナンス構築の実験—参加型制度と「市民社会‐政治社会」関係;ケーララにおける「政治社会‐市民社会」関係の変容—社会運動の展開との交差から;インド・ケーララの民主的ローカル・ガヴァナンス;参加型ローカル・ガヴァナンスが提起する挑戦と課題—「国家‐市民社会」の新しい関係;動揺する人間の安全保障—ガヴァナンス構築と社会運動)
  • グローバル/リージョナル/ローカルの重層的ガヴァナンスに向けて—新自由主義国家への対抗プロジェクトの可能性

「BOOKデータベース」 より

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