形而上学の可能性を求めて : 山本信の哲学
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形而上学の可能性を求めて : 山本信の哲学
工作舎, 2012.9
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ケイジジョウガク ノ カノウセイ オ モトメテ : ヤマモト マコト ノ テツガク
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Note
その他の編者: 雨宮民雄, 佐々木能章, 黒崎政男, 森一郎
山本信の肖像あり
山本信・年譜: p441-446
著作一覧: p451-461
Description and Table of Contents
Description
戦後の日本哲学界において、個性豊かな後進を育てるとともに、大学や学会の運営に多大な功績を残した山本信(一九二四‐二〇〇五)。『ウィトゲンシュタイン全集』や『ライプニッツ著作集』の監修・編者としても、哲学界のみならず、現代日本の知的風土に鮮烈なインパクトをもたらした。「ダンディ」と評されるたたずまいは、辛気くさい哲学者像から遠く、ゼミでは学生たちととことん議論を交わすことを好んだ。自著をまとめることより、他者とのかかわりを優先した。山本信が残した数多くの論考の中から、「山本哲学」の核心につながるものを精選。併せて山本の薫陶を受け、現在多彩なジャンルで活躍する人々による論考とエッセイを収録。今なお哲学し続ける山本信の思想のダイナミズムと生きざまを明らかにする。
Table of Contents
- 1 山本信講演・論文選(自己への問い(1989年);哲学の完結性について(1985年);「物」と「私」—相補的二元性について(1980年、付:手沢本への書き込み) ほか)
- 2 ライプニッツ・形而上学の可能性・山本信(ヘーゲルの屋台骨にヴィトゲンシュタインの扉をつける(加藤尚武);近世スコラ哲学における形而上学(山内志朗);形而上学と超越(村上勝三) ほか)
- 3 哲学者として、教育者として(スピノザについての対話(1966年);「倫理」の授業についての非倫理的随想(1987年);「大学」と「学生」—この「二兎を追う」者たち(1995年) ほか)
- 4 山本信年譜・著作一覧ほか
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