デカルト形而上学の成立
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デカルト形而上学の成立
(講談社学術文庫, [2136])
講談社, 2012.10
- タイトル読み
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デカルト ケイジジョウガク ノ セイリツ
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注記
本書の原本は1990年勁草書房より刊行された
引用文献一覧: p363-370
内容説明・目次
内容説明
「私はあり、私は実在する」という認識は、「すべての認識のうちで最も確実で最も明証的」である。—近代哲学の父ともいわれるデカルトのこの哲学とは、いったい何なのか。神の存在証明とは?書簡・小篇から主著『省察』まで、細密に読み解き、デカルトの形而上学が成立した道筋を詳細に辿り、その本質を「観念」論としてとらえた画期的力作。
目次
- 第1部 先入見の排除(「形而上学の小篇」と「永遠真理創造説」;三〇年の永遠真理と形而上学)
- 第2部 感覚から観念へ(『宇宙論』における「観念」;「屈折光学」における「観念」;「方法序説」「第四部」における「観念」説)
- 第3部 形而上学の成立(『省察』について;疑いの道;人間精神について;形而上学の立論;真と偽の成り立ち;「観念」論としての形而上学)
「BOOKデータベース」 より