エクソフォニー : 母語の外へ出る旅
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エクソフォニー : 母語の外へ出る旅
(岩波現代文庫, 文芸 ; 211)
岩波書店, 2012.10
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エクソフォニー : ボゴ ノ ソト エ デル タビ
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Note
2003年8月岩波書店より刊行されたもの
著作リスト: 巻末p1-2
Description and Table of Contents
Description
エクソフォニーとは、母語の外に出た状態一般をさす言葉である。長年にわたってドイツ語と日本語で創作活動を続けてきた著者にとって、言語の越境とはまさに文学の本質的主題に他ならない。越境で何が見えてくるか。それは自らの文学をどう規定してきたのか。自己の立脚点を試掘するかのような鋭敏なエッセーが、言葉の煌めきを映し、文学のありようを再定義する。
Table of Contents
- 第1部 母語の外へ出る旅(ダカール—エクソフォニーは常識;ベルリン—植民地の呪縛;ロサンジェルス—言語のあいだの詩的な峡谷;パリ—一つの言語は一つの言語ではない ほか)
- 第2部 実践編ドイツ語の冒険(空間の世話をする人;ただのちっぽけな言葉;嘘つきの言葉;単語の中に隠された手足や内臓の話;月の誤訳;引く話;言葉を綴る;からだからだ;衣装;感じる意味)
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