漢字字體史研究
著者
書誌事項
漢字字體史研究
勉誠出版, 2012.11-
- [1]
- タイトル別名
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漢字字体史研究
- タイトル読み
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カンジ ジタイシ ケンキュウ
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注記
子書誌あり
[1] の頁: 3, 407p : 挿図
[1] 参考文献: 各論末
収録内容
- [1]: 漢字字体史研究 : 序に代えて / 石塚晴通著
- 漢字字体の日本的標準 / 石塚晴通著
- 金属活字と文字の同一性 / 豊島正之著
- 唐代楷書字体規範から見た『龍龕手鏡』 / 西原一幸著
- 書法と書体 / 紅林幸子著
- 漢字字体規範データベースの構想と発足 / 石塚晴通 [ほか] 著
- 漢字画像情報多量データベース : HNG(漢字字体規範データベース)を中心として / 石塚晴通著
- HNGにおける字種・字体の認識と異体処理 / 岡墻裕剛著
- 拓本文字データベースの設計とその応用 / 安岡孝一著
- 古写経の歴史 : 書誌学と字すがた / 赤尾栄慶著
- 敦煌漢文文献(漢籍)の性格とその漢字字体 / 小助川貞次著
- 行政用漢字の文字同定 : 汎用電子情報交換環境整備プログラムの場合 / 高田智和著
- 異体字表検証の試み : ユニコードの拡張でどの程度異体が弁別できるようになっているのか / 小野芳彦著
- 金沢文庫本白氏文集『長恨歌』の漢字字体について : 漢字字体規範データベースの応用的事例として / 當山日出夫著
- 漢字字体の変遷 : HNGに見る変わる字体と変わらない字体 / 斎木正直, 池田証寿著
- 国語研本金剛頂経の漢字字体 / 高田智和著
- 漢字字体の実用例と字書記述 : 「寂」の場合 / 池田証寿著
- 『新訳華厳経音義私記』における字様の利用について / 賈智著
- 写本の実態から見た字書記述 : 会意文字を例として / イムレ・ガランボス著
- 『落葉集小玉篇』の部首配属からみたキリシタン版の字体認識 / 白井純著
- 異体字・国字の出自と資料 / 笹原宏之著
- HNGの利用を通して見た親鸞・明恵の字体 / 斎木正直著
- 日本史史料における翻刻データの作成支援と共有手法 / 山田太造著
内容説明・目次
内容説明
中国周辺民族は古来固有の文字を持たず、漢字漢文を受容してそれぞれの文化を形成して来た。その過程で、漢字の草体化・省画化・増画化或いは漢字の構成原理を応用して、固有文字を生み出して来た。それ故に、漢字の果して来た役割は限りなく大きい。漢字文献の記述において、字体への意識はどのように働いたのか、その規範は如何なるかたちで作り出され、作用したのか。漢字字体の歴史的・地域的変遷や諸文献中の字体異同、実用例と字書記述とを相互に検討することにより、字体のもつ資料的意義を体系化し、対象文献の時代比定や作成背景を探る画期的資料論。
目次
- 序論 漢字字体史研究—序に代えて
- 第1部 字体理論と字体変遷モデル
- 第2部 字体データベース論
- 第3部 字体資料論
- 第4部 字体史研究の方法
- 第5部 字体研究の諸相
「BOOKデータベース」 より