書誌事項

大江戸寺社繁昌記

鈴木一夫著

(中公文庫, [す-22-2])

中央公論新社, 2012.10

タイトル別名

江戸・もうひとつの風景 : 大江戸寺社繁昌記

タイトル読み

オオエド ジシャ ハンジョウキ

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注記

「江戸・もうひとつの風景 : 大江戸寺社繁昌記」(読売新聞社 1998年11月刊) の改題

叢書番号はブックジャケットによる

内容説明・目次

内容説明

庶民から将軍様まで、物見高い江戸っ子たちにとって寺社は祈りと娯楽の場であった。茶屋から怪しげな見せ物小屋まで門前町で賑わう浅草寺。財政難の大名が賽銭目当てで屋敷内に祀った水天宮。地方名刹からご本尊を出開帳させ所場代を稼いだ回向院…等々。江戸で大人気だった寺社詣の実情を描く一冊。

目次

  • 神田っ子の神様に朝敵のレッテル—神田神社と将門の首塚
  • お賽銭で稼ぐ大名屋敷—安産信仰で大繁昌の水天宮
  • 金運の御利益で江戸っ子がフィーバー—虎ノ門金刀比羅宮と江戸の金比羅信仰
  • 戊辰戦争をくぐり抜けた清水の観音様—寛永寺の清水観音堂と関東の清水寺
  • 音楽と金運に蓮飯の味覚—江戸の行楽地不忍池の福神
  • 人が集まる観音の寺、観音の町—浅草寺と浅草の町
  • 一年を三日で暮らすお酉様—鷲神社と長国寺をめぐるお酉様信仰
  • 神仏も相撲も興行する盛り場の寺—参詣か行楽か、二股かける回向院
  • 成田不動尊が江戸に出張—深川不動堂と成田不動講の活動
  • 新開地に咲いた王朝趣味の花—太宰府から江戸にやってきた天神様〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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