茶人物語
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茶人物語
(中公文庫, [よ-45-2])
中央公論新社, 2012.10
- タイトル読み
-
チャジン モノガタリ
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注記
淡交社 (1978年刊) の再編集
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
茶の湯は、趣味でありながら、禅の修行でもあった。茶の湯とともに発達した美術工芸、建築、造園は、日本文化のありようを変えるほどの力をもった。中国唐代の陸羽から、足利義政、紹鴎、利休、紹智、遠州、井伊直弼、そして、岡倉天心まで。五三人の代表的茶人の生涯から、茶道と日本史との浅からぬ関係が明らかになる。歴史の裏に茶人あり—。
目次
- 第1章 喫茶の起こり(陸羽—茶の古典『茶経』を書く;永忠—崇福寺の献茶 ほか)
- 第2章 婆佐羅とわび(佐々木道誉—婆佐羅の台頭;足利義満—北山文化の創始 ほか)
- 第3章 利休とその周辺の茶人たち(豊臣秀吉—黄金の茶室;上井覚兼—薩摩武士 ほか)
- 第4章 茶道隆盛への道(薮内紹智—薮内流の始祖;長闇堂—長闇堂記の筆者 ほか)
- 第5章 近世の茶人(近衛家煕—予楽院の宮廷茶;鴻池道億—代表的な元禄茶人 ほか)
「BOOKデータベース」 より