ケインズかハイエクか : 資本主義を動かした世紀の対決
著者
書誌事項
ケインズかハイエクか : 資本主義を動かした世紀の対決
新潮社, 2012.11
- タイトル別名
-
Keynes Hayek
- タイトル読み
-
ケインズ カ ハイエク カ : シホン シュギ オ ウゴカシタ セイキ ノ タイケツ
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注記
参考文献抜粋: p411-421
人名索引: p422-429
原註: p341-410
内容説明・目次
内容説明
こんにち、自由市場の価値と政府の介入についての対立的な主張をめぐる論争は、一九三〇年代と同様に熾烈をきわめている。では、ケインズとハイエクのどちらが正しいのだろうか。八十年にわたって経済学者や政治家を分断してきたこの疑問に答え、この二人の傑出した人物の明白な違いが、現在まで続くリベラル派と保守派の大きな思想の違いに結びついていることを明らかにする。
目次
- 魅力的なヒーロー—ケインズかハイエクの崇拝対象になるまで一九一九〜二七年
- 帝国の終焉—ハイエクがハイパーインフレを直接経験する一九一九〜二四年
- 戦線の形成—ケインズが「自然な」経済秩序を否定する一九二三〜二九年
- スタンリーとリヴィングストン—ケインズとハイエクが初めて出会う一九二八〜三〇年
- リバティ・バランスを射った男—ハイエクがウィーンから到着する一九三一年
- 暁の決闘—ハイエクがケインズの『貨幣論』を辛辣に批評する一九三一年
- 応戦—ケインズとハイエクが衝突する一九三一年
- イタリア人の仕事—ケインズがピエロ・スラッファに論争の継続を依頼する一九三二年
- 『一般理論』への道—コストゼロの失業対策一九三二〜三三年
- ハイエクの驚愕—『一般理論』が反響を求める一九三二〜三六年〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より