キリシタン時代の婚姻問題
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キリシタン時代の婚姻問題
(キリシタン研究 / キリシタン文化研究會編, 第49輯)
教文館, 2012.11
- タイトル読み
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キリシタン ジダイ ノ コンイン モンダイ
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注記
監修: キリシタン文化研究会
文献目録: p263-274
内容説明・目次
内容説明
16、17世紀、日本や中国では、離婚や支配階級の蓄妾制度が社会的に合法であった。婚姻の単一性と不解消性を説くカトリック教会の教理は、新しい布教地にどのように伝わり、どんな摩擦を引き起こしたのか。価値観の相克による問題に、宣教師たちがいかなる解決策を試み、宣教の糸口を見出したのか。布教地の社会的事情との関連に比重を置いて探求した先駆的研究。
目次
- 第1部 日本の婚姻問題(布教初期における日本の婚姻問題をめぐる諸見解—アジュダ図書館所蔵の婚姻問題に関する史料の分析;巡察師ヴァリニャーノによる日本の婚姻問題に関する諸問要請;禁教令下における日本司教セルケイラの特免;『サカラメンタ提要』付録の婚姻条項)
- 第2部 中国の婚姻問題(ディアスの報告書から見る中国教会における婚姻問題;妾への授洗の問題;典礼書『聖事禮典』による中国教会の婚姻儀礼)
「BOOKデータベース」 より