評伝小川国夫 : 生きられる "文士"
著者
書誌事項
評伝小川国夫 : 生きられる "文士"
勉誠出版, 2012.10
- タイトル別名
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小川国夫 : 評伝 : 生きられる文士
- タイトル読み
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ヒョウデン オガワ クニオ : イキラレル ブンシ
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内容説明・目次
内容説明
私家版として刊行した作品集『アポロンの島』が島尾敏雄に賞揚され、作家として歩み始めた小川国夫。文体の理想を追求して『試みの岸』『或る聖書』を問い、『逸民』そして『悲しみの港』『ハシッシ・ギャング』に成熟を見せ、『弱い神』に到達する。自らの信じる言葉の力によって新たな芸術の創造を志した稀有の“文士”の生きる姿を、キリスト者としての思想も視野に、誕生から終焉まで余すところなく描く。
目次
- “文士”の矜恃
- 出生・幼年期
- 青島尋常高等小学校
- 志太中学校
- 静岡高等学校
- 東京大学
- フランス留学
- 私家版『アポロンの島』
- 『青銅時代』
- 文壇登場
- 『試みの岸』・『或る聖書』・『彼の故郷』
- 『小川国夫作品集』他
- 未刊の長篇小説
- 短篇小説の進境
- 川端康成文学賞「逸民」
- 『小川国夫全集』・伊藤整文学賞『悲しみの港』
- 読売文学賞『ハシッシ・ギャング』
- 『弱い神』連作・日本藝術院賞
- 日本芸術院会員・文士の死
「BOOKデータベース」 より