水の危機をどう救うか : 環境工学が変える未来
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水の危機をどう救うか : 環境工学が変える未来
(PHPサイエンス・ワールド新書, 063)
PHP研究所, 2012.12
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ミズ ノ キキ オ ドウ スクウカ : カンキョウ コウガク ガ カエル ミライ
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主要参考文献: p315-317
Description and Table of Contents
Description
安全な飲料水を利用できない人が、世界には9億人存在する。まして世界人口が100億人に達する未来、洗濯や庭の水やりにまで飲用可能水を使うことは難しくなる。本書では環境工学の碩学が、ローマやロンドン、江戸・東京の水道の歴史を述べつつ、「環境湖」を設け膜技術で水を再生する「水環境区」のシステムを提唱。そのモデルとなる、水資源に乏しいシンガポールや西安(中国)での実践例も紹介する。
Table of Contents
- 第1章 人口100億人超の世界と日本(今われわれ日本人がいる位置;世界は今どこヘ向かって歩いているのか—環境の時代)
- 第2章 人はどのように水を使ってきたか(水代謝システムの歴史的展開;近代以前の都市の水代謝システム;近代上下水道の成立;近代水処理技術の展開)
- 第3章 量から質の世界へ(人口100億人超の時代の水扱い;水使いの本質は質の利用)
- 第4章 分散型の技術へ(新しい都市地域水代謝システム構成の基本;都市/地域水システムの構造選択;水環境区を構築する;流域のフラクタル構造と水環境区;農業用水と田園地帯水環境区)
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