思想の達しうる限り
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思想の達しうる限り
(未来の考古学 / フレドリック・ジェイムソン著 ; 秦邦生訳, 2)
作品社, 2012.12
- タイトル別名
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Archaeologies of the future : the desire called utopia and other science fictions
As far as thought can reach
- タイトル読み
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シソウ ノ タッシウル カギリ
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注記
原著 (Verso, 2005) の第二部 "As far as thought can reach" の全訳
内容説明・目次
内容説明
同時代が強いる抑圧と支配の構造を巧妙に開示した古今のSF小説を精細に分析しつつ、ファンタジーにないSF的想像力の存在論的意義を検証する。
目次
- フーリエ、あるいは存在論とユートピア
- SFにおけるジャンルの不連続性—ブライアン・オールディスの『スターシップ』
- ル=グウィンにおける世界の縮減
- 進歩対ユートピア、または、私たちは未来を想像できるか?
- 空間的ジャンルとしてのサイエンス・フィクション—ヴォンダ・マッキンタイアの『脱出を待つ者』
- SFの空間—ヴァン・ヴォークトにおける物語
- 階級闘争としての長寿
- 追悼 フィリップ・K.ディック
- ハルマゲドン以降—『ドクター・ブラッドマネー』におけるキャラクター・システム
- フィリップ・K・ディックにおける歴史と救済
- グローバリゼーションにおける恐怖と嫌悪
- 「ひとつでも良い町が見つかれば、私は人間を赦そう」—キム・スタンリー・ロビンスン『火星』三部作におけるリアリズムとユートピア
「BOOKデータベース」 より